店舗情報
JR京浜東北線「東十条駅」北口から徒歩2分のところにお店を構える『燦燦斗』。もともとサラリーマンだった店主が脱サラしオープンさせたお店で、夫婦二人三脚で切り盛りされているそうです。外観はぱっと見、昭和な和風居酒屋といった感じです。お店の周りはとても静かで人の気配が無い不思議な雰囲気があります。
雰囲気
店内は、入口入って右側の厨房を迎えにL字型にカウンター席が8席並んでいます。清潔感があり、昭和な雰囲気が落ち着きます。またご夫婦の感じも非常によいです。
ラーメンレポート
最近の傾向として、ラーメンの名前は目を引くような奇抜なネーミングだったり、名前を見るだけでなんとなくどんな味かが想像できるようなわかりやすいネーミングが多いですが、こちらのお店のラーメンは究極にシンプルなネーミングである「らーめん」で提供しています。なんとも潔いです。すべては実物で勝負しようという相当な自信が感じられます。
で、そのシンプルな名前の「らーめん」に今回は味玉を追加して注文しました。味玉入り「らーめん」は、チャーシュー1枚、メンマ、味玉、ネギがトッピングされています。具材もシンプルですね。
こちらのラーメンでまず感動させられるのがスープです。煮干しの効いた魚介豚骨スープが半端なく旨いです。濃厚なんだけどしつこさが一切なく、後味もすっきりしていて、永遠と飲み続けていられる感じです。ここまで完璧なスープを完成させるのには恐らく相当の試行錯誤が繰り返されたとは思いますが、それにしてもよくこの味に着地できたなと驚きしかありません。
で、スープが完璧なのはいま説明しましたが、麺もスープに負けずめちゃくちゃ美味しいんです。麺は自家製麺で、モチモチ感、噛みごたえ、啜り心地、何をとってもすべてが100点満点と言いたくなるほどの完成度です。特に特徴的なのは圧倒的なもちもち感で、他店ではなかなか味わうことができません。因みに加水率は45%だそうでかなり高めです。
続いてチャーシューですが、これも本当に旨い。決して分厚くはないですが、ジューシーで噛めば噛むほど肉の旨みが出てきて最高の仕上がりです。
味玉もしっかり味が染みており、2個でも3個でも食べられそうと思えるくらい美味しいです。
麺、スープ、すべての具材が美味しすぎて、非の打ちどころがない完璧なラーメンで感動しました。
ごちそうさまでした!!
次回来店時も迷わず「らーめん」をいただきたいです。
混雑状況
18時30分頃に訪問したところ、お店の前には6人の列ができていました。夜18時から20時30分までの1日2時間30分のみの営業で、さらに月曜日と木曜日が定休日のため余計混雑するのかもしれません。ちなみに食券は並ぶ前に買うシステムです。
総合評価
★★★★★★★★★★(星10)
前代未聞の世界最強レベルです!!