店舗情報
ＪＲ京浜東北線の東十条駅から徒歩５分ほどのところにある『麺処ほん田』。２００８年２月にオープンし、今年で１１年目となり、お店の前には近隣のラーメン屋さんから届いた１１周年のお祝いのお花が飾られていました。なお、２０１１年には東京駅に、２０１２年には埼玉の大宮駅にもグループ店がオープンしましたが、残念ながら現在はどちらも閉店となっています。
店主の本田さんはなんと２１歳の若さで２００８年にお店をオープンさせ、あっという間にここまでの繁盛店にしました。なんでも高校生の時にラーメン屋さんでアルバイトをしていたそうで、その時の知識や経験をもとにお店を始めたのだとか。自分の２１歳のころを振り返ると、なかなかに度胸と決断量があり感心してしまいます。
雰囲気
店内は、入口はいって右奥が厨房となっており、厨房を囲うようにＬ字型にカウンターが９席並んでいます。清潔感があり、ラーメン屋さんの雰囲気よりも若干オシャレな感じがあります。また、店長や店員さんは、お客さんに対し一人一人にしっかり目を合わせて挨拶されており、感じの良い接客です。
ラーメンレポート
今回注文しました『手揉み中華蕎麦』の「塩」は、チャーシュー２枚、味玉、メンマ、海苔、青菜、白髪ねぎ、糸唐辛子がトッピングされています。蓮華を海苔で覆っているのが特徴的な盛り付けです。
スープは、上品な煮干しの出汁が程よく利いており非常にあっさりとした味わいです。またその他様々な出汁の味がバランスよく合わさっていてなんとも絶妙な味が表現されていて奥深い味が表現されています。（様々な出汁がそれぞれ何なのかまでは判別できませんでした。）
麺は「太手揉み麺」と「細ストレート麺」から選ぶことができ、お店の人に聞いたところ醤油は「太手揉み麺」、塩は「細ストレート麺」がおすすめとのことです。今回オーダーしたのは「細ストレート麺」で小麦粉のよい香りがしていて、おすすめのとおり塩にとてもあっています。
そしてチャーシューはメチャクチャ柔らかくて、中までしっかり味が染み込んでいてとても肉の旨みが感じられます。しっかり厚みもあるので食べ応えもありますね。
味玉は濃すぎず薄すぎず出汁の味が絶妙に染み込んでいてとても美味しいです。
ごちそうさまでした！！
ほぼ毎日お店の前には２０人以上の列ができてしまう理由が分かった気がします。大変完成度の高いラーメンでした。最近はたまたま色々なお店で醤油ラーメンを食べることが続いていたため今回僕は塩ラーメンをいただきましたが、次回はほとんどのお客さんがオーダーするというダントツ一番人気メニューの
『手揉み中華蕎麦』の醤油を「太手揉み麺」でいただきたいと思います。
混雑状況
１１時３０分オープンの１５分前にお店に到着しましたが、既に１１人の列ができていました。食券は並ぶ前に購入するシステムですが、開店前なのでひとまず列に並んだところ、店内から店員さんが出てきて、先に食券を購入するよう案内されました。しかし食券を購入するため店内に入ると、既にカウンター席はお客さんで満席状態でした。１１時３０分オープンですが、なんと１１時１５分の時点で既にお店はオープンしていたようです。
日によって異なるのかも知れませんが、お店の準備ができているならば、オープン前に並んでいるお客さんをなるべく待たせずに早めにオープンしてしまおうというお店の粋な計らいでしょうか。このお店の店主は若くてイケメンと評判ですが、どうやら高い顧客志向も備わっているようです。
総合評価
★★★★★★★（星７）
再訪問必須レベルです！
