店舗情報
京王線仙川駅から徒歩10分ほどの住宅街エリアにお店を構える『中華そば しば田』。お店はもともと居酒屋だったところを居抜きで始めたそうです。あまり目立たない外観のため、歩いていてもぱっと見ラーメン屋さんだとは気づかず通りすぎてしまいそうになります。
お店を始める前クラブ関係の仕事をしていた店主は、24歳のころに、手に職をつけたいとラーメン業界の門をたたき、そこから修行を重ね2013年に独立を果たしました。スープに鴨出汁をつかっていたり、高級な醤油を複数種類ブレンドしていたりとラーメンに対して様々な工夫や強いこだわりが感じられます。ちなみに食べログの評価では2019年3月現在、東京で5本の指に入るほどの実力店です。
雰囲気
店内のレイアウトは縦長で、入って右奥の厨房を囲うようにL字型にカウンター席が8席あります。
照明は明るく、壁は真っ白で清潔感があります。カウンターのテーブルは居酒屋時代からつかっているものなのかかなり年季が入ってますね。店員さんはオーナ1人と従業員のかた1人で回しており、常に周りに気を配りながらテキパキと動かれていて、お店の回転はかなり早いように感じました。
ラーメンレポート
定番メニューの『中華そば』は、チャーシュー3枚、メンマ、カイワレ、ネギがトッピングされています。どんぶりなみなみに注がれた美しく透明なスープが特徴的です。
スープは、名古屋コーチンなどの出汁と鴨出汁をあわせており、良い意味で複雑な味が表現されておりとても美味しいです。そして油と醤油が二層になっているのがとっても美しいです。
麺は、細めの低加水麺でスープとよく絡み、若干固めなのがこのラーメンのスープにとてもよくあいます。全粒粉のため小麦粉の香りも出ていて麺だけを食べてても飽きません。
低温調理されたチャーシューはとてもジューシー。時間をかけて低温で調理されていますので、肉汁が中に閉じ込められており、お肉を食べている感が半端ないです。また、大判のチャーシューが3枚も入っており、これで830円はかなり良心的な価格設定ですね。
ごちそうさまでした!!
次回訪問時は、中華そばと同様に人気のある『煮干しそば』を是非いただきたいと思います。
※券売機の背後にすぐカウンター席があり空間が狭いため、斜めから撮影しています。
混雑状況
平日11時20分ころに訪れたところ、ちょうど1席だけ空いておりすんなり入ることができましたが、ラーメンを食べ終わり、お店を出た時には行列ができていました。並ぶのを避けるのあれば、開店の11時から11時30分くらいに訪れるのがおすすめです。
総合評価
★★★★★★(星6)
大変満足です。