店舗情報
東急田園都市線「池尻大橋駅」から徒歩3分ほどのところにお店を構える『八雲』。ミシュラン東京2018、ミシュラン東京2019のビブグルマンに2年連続掲載されており毎日行列が絶えない人気店です。店主は、杉並区の井の頭線「浜田山駅」にある老舗有名店「たんたん亭」出身とのこと。「たんたん亭」で修行したのち、中目黒にお店を出して独立しました。その後2005年には、今あるお店と同じ池尻大橋にお店を移転し、また2017年には池尻大橋駅からさらに近い場所に移転し現在に至るそうです。
雰囲気
真っ白な外観とは対照的に、店内は黒を基調としたシックな雰囲気となっています。とてもオシャレで清潔感があります。壁には高そうな絵が何枚も飾られており、美術館のような雰囲気もあります。
カウンター席は、厨房の手前の空間を囲うように5席、3席、4席が並んで全部で12席用意されています。また、店内には入口はいって左側に7~8名ほどの座れる待合席もあります。因みに待合席は、外にも8名ほど座れる椅子が用意されており、その待合席の数の多さから、普段からかなりの行列ができることが容易に想像できます。
ラーメンレポート
来店されたお客さんのほとんどが注文するという『特製ワンタン麺』は、エビワンタン、肉ワンタン、チャーシュー、海苔、ネギ、メンマがトッピングされています。白醤油のスープが黄金に輝いており、見た目がとても美しいです。また、店主の出身元である「たんたん亭」のラーメンと、かなりビジュアルが似ています。なお、海老ワンタンと肉ワンタンが2つ入りが1000円で、3つ入りは1100円となっています。
スープは白醤油の深みのあるコクと旨みがスープ全体に広がっていてとても美味しいです。また若干濃いめな味は、白醤油の旨さを分かりやすく表現しています。
麺はストレートの細麺で、つるつるしており喉越しがよいです。
何と言っても最も感動させられたのは海老ワンタンです。凝縮された濃厚な海老の旨味がワンタン1つ1つにしっかりと閉じ込められており、噛み締めた瞬間に海老のエキスが口の中全体に広がります。これは本当に美味しすぎて、とても幸せな気分になります。
また、肉ワンタンのほうも噛んだ瞬間、肉汁がジュワーっとでてきて美味しい。
そして周りが紅色をしたチャーシューもかなりの絶品です。脂身はないのに一切パサパサしてなくて、噛めば噛むほど肉の旨みと甘みがダイレクトに感じられるそんなチャーシューです。絶品のワンタンにも負けていないくらいハイレベルです。
具材全てがどれも最高に美味しくて大満足のラーメンでした。
ごちそうさまでした!!
次回は黒醤油ベースの黒だし『特製ワンタン麺』を是非いただきたいです。
混雑状況
11時にお店に到着したところ、開店30分前にも関わらず既に7人の列ができていました。開店したあとも、ぞくぞくとお客さんが並び、店内の待合椅子はあっという間に埋まり、お店の外の椅子もほぼ全部埋まっている状態でした。いつ行ってもある程度は並ぶことを覚悟しておいたほうがよさそうです。
総合評価
★★★★★★★★★★(星10)
前代未聞の世界最強レベルです!!