店舗情報
新宿駅東南口から徒歩1分に位置する塩ラーメン専門の「麺屋 海神」。2007年10月にオープンし、ラーメン激戦区の新宿で、すでに10年以上続いている人気店です。食べログで高い評価がついており、ネットやメディアでもしばしば取り上げられており、知名度の高いお店です。旬の魚にこだわりを持ち、その日の入荷状況に合わせて使用する魚を変えており、仕入れたアラを美味しく炊き出すスープが「麺屋 海神」の最大のウリとなっています。
雰囲気
雑居ビルの2階に位置し、混雑時は1階の出口まで行列ができます。
建物自体は若干老朽化しています。店内の作りは木をベースにしており、昔ながらの和風な雰囲気があります。店の壁に、その日に使用するアラ5種の一覧が貼りだされているのが特徴的です。客席は16席ほどですが、厨房には3,4人が忙しく働いており常に流行っているお店であることが伺えます。
ラーメンレポート
日替わりでその日の旬である5種類の魚のアラから出汁をとっている『あら炊き塩らぁめん』。透明度の高いスープに浮かぶ麺の盛り付けがとても美しく、つい写真を撮りたくなってしまいます。
トッピングは、2種類のつみれと、白髪ねぎ、シソ、ミョウガ、糸唐辛子です。綺麗に透き通ったスープには、魚の出汁の甘味がたっぷり出ており、白髪ねぎの辛みとの相性がよく、調和され爽やかな香りが鼻を抜けていくのを感じます。また、シソ、ミョウガ、糸唐辛子を少しづつ混ぜ合わせれば、それぞれ異なる風味を楽しむことができて最後まで口のなかを飽きさせることがありません。
麺もやさしい味で、あっさりとしたスープによく合っています。
ピンク色の海老のつみれと白色の鶏軟骨入りのつみれも上品な味で素材の味がしっかりと生かされています。ただ、個人的にはスープがあまりにも上品すぎて、もう少しアクセントがあったら良いのかなと感じました。
ごちそうさまでした!
毎日仕入れる魚のアラの種類が変わるので、行くたびに変化する味が楽しめるのもこのお店のうれしいところですね。『あら炊き塩らぁめん』は僕には若干薄味だったので、次回は『あら炊き辛塩らぁめん』をいただいてみたいですね。
混雑状況
日曜日の15時頃に訪れましたが、6人ほど並んでおり、席に座れるまでに10分程度待ちました。平日の同じ時間帯であれば、並ぶことなく入れるのかも知れません。
総合評価
★★★★★★(星6)
大変満足です!