店舗情報
2016年3月にオープンし、十条駅から徒歩2分のところにお店を構える『自家製麺 鶏八朗』。店主は、神奈川県にあるラーメン屋さん『KAZE』に影響を受け、同様のコンセプトで出店しました。
一見、黄色いテントや店名の「朗」の文字が二郎系を漂わせています。
雰囲気
店内は、大きな厨房を囲うように、Ｌ字型にカウンターが８席用意されております。ザ・ラーメン屋といった雰囲気でオシャレな感じはありませんが、清潔感のあるお店です。厨房には自家製麺の製麺機が置いてあり、かなり目を引きます。
メニューはシンプルに「とり朗」と「ジンジャ朗」の２点のみ。
ニンニク、あぶら、魚粉増し、野菜増し、濃いめを全て無料で追加することができます。
ラーメンレポート
一番人気のメニュー「とり朗」は、野菜とソテーされた鶏のステーキがシンプルにトッピングされています。
キャベツやもやしがスープの上に高く盛られたそのビジュアルは、二郎を彷彿させますが、すっきりとした味わいの透き通ったスープは、二郎のそれとは全く違い、良い意味で予想を裏切られます。鶏とニンニクの出汁が効いた味わい深いスープは、若干の塩気の強さによる中毒性があり、食べ終わりには、ついついどんぶりを持ち上げて一気に飲み干してしまいそうになります。店主によると、スープの微妙な味加減は常に研究に研究を重ねているそうで、こだわり抜かれた結果仕上がった味であることが納得できます。
麺は、厨房内に見える製麺機からも分かるように完全自家製の中太平打ち麺です。表面はツルッツルでしっかりとコシのあるタイプで食感やのど越しが抜群に良いです。またスープとの相性もばっちりです。
そして、このお店の顔といってもよいソテーされたボリューム満点の鶏ステーキがメチャクチャ旨すぎます。厨房で鶏ステーキを焼いている間、その香りと焼きいれる音がたまらず、待ちきれなくなるほどです。皮はパリッパリで香ばしく、肉はとってもジューシーで、この鶏ステーキと白米だけで普通に食べたくなります。鶏ステーキ丼のようなメニューを出せば絶対に売れるでしょう。ちなみに鶏ステーキは、券売機で「鶏増し」を選ぶことで１個追加することができます。嬉しい限りです。
たっぷりのった野菜もシャキシャキで、スープと絡めて食べると最高に旨く、まるでタンメンを食べているような感覚になります。
ごちそうさまでした！！
なお、スープや麺が早くなくなり、閉店時間より早く閉じてしまうことも多いので、訪れる前には、ツイッターで営業の状況を確認しておいたほうがよいかと思います。
混雑状況
何度か14時ころに訪れましたが、並ばずに入ることができました。閉店間際に行くとスープ切れなどですでに閉店となっていることもあるようなので、閉店ぎりぎりでの訪問は避けたほうがよいでしょう。
総合評価
★★★★★★★★★（星９）
ほぼ最強レベルです！！
